理事長所信

基本理念

「一心」~輪を以って事を成す~

基本方針

1.会員候補を50名リストアップし、メンバー全員で会員増強につなげよう
(拡大目標10名)
1.徳島県南部地域の魅力を効果的にアピールする方法を探り、国内、世界に発信しよう
1.新しい地域コミュニティの在り方について研究し、地域の活性化につなげよう
1.地域そして企業で「輪の中心となる」人財を育成しよう
1.メンバー全員が成長し、組織の輪を強く、大きくしよう(組織力の向上)
1.チャレンジ精神を養う青少年育成事業の開催しよう
1.阿南青年会議所の卒業生を輪を以って送りだそう

理事長所信

入会前の私は自分の住む地域に対して無関心で利己的な考えを持っており、誰かがやっ
てくれるだろう、誰かが変えてくれるだろうとどこか傍観者のような立場で物事を見てい
ました。そんな中、私は2017年1月に一般社団法人阿南青年会議所に入会させていただ
きました。入会後まもなく、すでに活動していたメンバーに引っ張られる形でいろいろな会
に出席させていただき、同世代が自らの手で地域の問題を解決しようという姿を見て、私の
中の考えも変わってきました。青年会議所では40歳を超えた会員は卒業となるため、私に
残された活動期間は3年しかありませんでした。そこから2年間、限られた時間の中で自分
に何ができるのか、何が必要なのかを考えて活動してまいりました。そして今、2019年
度第53代理事長として、修練、奉仕、友情の三信条のもと、半世紀以上脈々と受け継がれ
てきた諸先輩方の崇高な理念や情熱を胸に、組織のリーダーとして精進してまいります。


【輪を拡げる~仲間づくり~】

1967年に全国で361番目に設立された阿南青年会議所は、半世紀を超えて目まぐるしく変わる社会情勢の中、JCでしかできないこと、JCだからこそできることを成し遂げるべく、勇気と情熱をもって様々な問題に立ち向かって参りました。その問題解決、そしてJCが掲げる「明るい豊かな社会の実現」には、同じ志を持った多くの仲間が必要です。
そして目的達成のために一緒に行動する仲間は生涯の友となり得ます。だからこそ、その輪
を拡げていかなければなりません。私たちの活動が「まち」を「ひと」をより良い方向に変
えるんだという強い信念は必ず、まだ見ぬ未来の仲間たちにも伝わります。青年会議所は
「人は人で磨かれる」ことを体験できる最高の場所です。私たちの魅力を伝え、LOMの未
来を創るため、青年会議所の基本運動の一つである、会員拡大をメンバー全員ですすめてい
きます。


【輪を結び、発信する~地域の魅力を伝える~】

日本は平成18年に観光立国推進基本法を成立させて以降、観光立国の実現を目指し、さまざまな取り組みをしています。観光は国や地域の経済を活性化させる重要な成長分野です。私たちが活動する徳島県南部地域は、太平洋と四国山地に囲まれた豊かな自然があります。また、四国八十八ヶ所霊場など、歴史を紡いできた場所があります。しかしながら、徳島県のインバウンド需要は全国でも下位にあり、魅力が充分に発信できていません。また、国内の観光客に目を向けたときも同様のことが言え、徳島県南部地域の素晴らしさを伝える必要があります。私たちの住む地域を効果的にアピールする方法を探り、国内、そして世界へ発信します。その結果、将来地域経済の発展に寄与することを狙いとします。


【地域の輪を結ぶ~まちづくり~】

人口減少社会の中、地域コミュニティは衰退し、維持することが難しくなってきております。実際に地元の祭りは私が子どもの頃に比べると小規模化しており、自治体や町内会だけでは開催が難しくなってきています。地方はまだ都会に比べると地縁的なつながりは強い部分があるとはいえ、「人口が減る」という抗えない事実、すぐには解決しない問題を前に新しい形のコミュニティを創造する必要があります。地域の輪を結び、参加された方の「幸福度」の高い持続可能なコミュニティの在り方を研究し、地域の活性化につなげます。


【輪の中心となる~リーダー育成~】

私は平成30年7月に起こった西日本豪雨災害の際、初めて参加した災害ボランティアにおいて、自分の無力さを痛感すると共に社会福祉協議会の皆様や被災地のJCメンバーが先頭に立って作業する姿を見て、リーダーシップの必要性を改めて思い知ることになりました。災害時だけでなく、地域そして企業のリーダーとして様々な問題に率先して立ち向かう「輪の中心となる」人財の育成が必要です。リーダーにとって必要なことを学べる機会を創出し、明るい豊かな社会の実現につなげていきます。
また、LOMメンバーは自らが考え、行動し、判断できるリーダーとならなければなりま
せん。JCに入っていれば、平等に与えられる自己研鑚の場ですが、運動の意味を理解し、
積極的に参加しなければ成長にはつながりません。LOM、そして全国のメンバーと共に学
ぶ機会を大切にし、メンバー全員で成長します。


【未来の輪を育む~青少年育成事業~】

現代の子どもたちを取り巻く環境は、様々な情報に溢れ、実際に体験することよりも先に物事に対し、「解答」を見つけ出してしまうことも増えています。大人たちも子どもにリスクを負わせないように考え、より安定した「道」を歩ませようと考えます。先に「解答」を見つけ失敗しないように平らな道ばかり歩いた子どもと、失敗を重ねながら試行錯誤し、多くの壁を乗り越えてきた子ども、どちらが「人間力」を高めているでしょうか?答えは当然、後者です。大人たちは安心して失敗できる環境を作り、子どもたちに新しいチャレンジを自らの心と体で体験する場を提供する必要があります。私たちが開催する「かっかわんぱく塾」を通して、自由な発想を持ち、新しいことにチャレンジする行動力を備えて欲しいと思います。それが子どもの独創的で豊かな発想を生むきっかけとなり、地域の明るい未来の輪を育 むことになると考えます。


【結びに】「一心」 ~輪を以って事を成す~

私たちはひとりでは何もできない。誰かのために行動するとき、自分のために行動するときよりも大きな力が発揮できる。組織で「在る」ことの意味を常に考え、行動することはより大きな推進力を生み出す。「心を一つに、一心不乱に。」 互いを尊重しながら、まちの発展のために全力を尽くす。私たちにはその使命があります。「JCしかない時代」から「JCもある時代」になったとしても、明るい豊かな社会の実現に向け、歩みを止めてはなりません。子どもたちの未来のためにも常に自分を磨き続け、刻々と変わる地域の諸問題に対して、メンバー全員で立ち向かっていきます。